mp3 ファイルが音飛びする話 ( Windows Media Player と Exact Audio Copy )
前回、『RPi3 の mpd で 結構音飛びする mp3 ファイルがあります。自前で入れた Raspbian と Mooreさんでちゃんと比較したわけでは無いのですが、 音飛びはちょっとなぁ... 』なんてことを言ってたりしたんですが...
結局 そのファイルを、RPi3 で動いている moode さんで再生させても、Windows Media Player で直接 mp3 ファイルを再生させても、きっちり同じ場所(時間)同じように音飛びすることが分かって、つまりは mp3 ファイル自体が不良 ということが分かりました。ははは。
ちなみに、『 結構音飛びする mp3 ファイルがあります。』ってところ、不明瞭なわけですが、もうちょっと説明すると『1曲のなかで特定の場所(時間)で音飛びのように聞こえる場所がある mp3 ファイルが、相当数ある』です。つまりおかしな mp3 ファイルがそこそこあるってことでした。
ただ、今までためてた mp3 ファイルで、そういう事思ったことなかったんです。
ごく最近になって『なんか mp3 の音が飛ぶなぁ』って思ってたんです。で、『きっと開発中の飛騨茉莉のせいか、mpdのセッティングのせいかだろう。』なんて思ってたんです。
ですが、私は昨日まで、mp3へのリッピングを Win10 の Windows Media Player でやってました。
本日、その Windows Media Player が犯人であることを突き止めました!
だって、CD から Windows Media Player で mp3 にして、その mp3 を Windows Media Player で聞いてみたら、飛ぶんだもん...。信じられなかったよ~。
昔っからWMPで CD から mp3 作ってて、音飛びなんてそんなに意識したことは無かったんです。たまぁ~に、『一瞬歪むなぁ...』なんて曲があったりはしたのですが、仕方ないかな~。なんて思ってたんです。
お前だったのか....
しかも何回もテストしていると、10曲に1回くらい。しかもランダムで起こったりしてるよーで、頻度高すぎだなぁと。何が変わったのか?昔からなのか?うーんわかりません。
仕方ないので、選手交代です。
Exact Audio Copy
というソフトがよさそうとのことで、早速ダウンロードして使ってみました。
うーん。ちょっと玄関の敷居が高い感じで、なんというか素人さんにゃちょっとわけわからん部分があるかな。私もなんか最初はとっつきにくかったです。
よそ様ですが、懇切丁寧な使い方の説明をされている所もありますが...それでもとっつきにくい気がします。
が、わかってきたり慣れてくると、 これは良いです。
使い方なんかは、他にゆずるとして、私が思った Windows Media Player に対しするアドバンテージを書いてみましょう。
- CD から wave データを正確に作る。
- まぁ、あたりまえっちゃ当たり前なのでしょーけど、そのために必要な色々なパラメーターがあって、かなりマニアックな作りになってます。(そーまでせんと正確な waveファイルって作れんものなのかなぁと思っちゃうくらいです。)
- wave データを引っこ抜いた後、 mp3 への変換は外部プログラム( lame3 ) を使う。
- ステキ。何やっているのか明確。安心感大!
- 選べるCDDB
- ステキ。ジャケ画像もとれる。(ちょっと怪しい部分ある。そのジャケ画って...ゴホン)
- ID3タグで、v1 タグ無し、v2 UTF16 を強制できる。
- 一番うれしい。ちょっと設定調整する必要あります。Windows Media Player でリッピングしたmp3 だと、MPD で文字化けしてたんです。で、別途 mp3tag というソフトで、タグのリライトをやってたんです。ところがこのソフト使えばそういう手間なしに文字化けしなくなりました。やったぜ!
ってなところです。
正直、今ある CD をぜーんぶリッピングしなおしたくなりました。時間があればね....
まだ全部確認してませんがちょっと聞いてみた感じでは音飛びは皆無です。心なしか音が良くなった気さえします。(いや本当はクソミミなので、たぶん気のせいでしょうね。)
いいソフトに出会えました。 Windows Media Player はプレーヤーに専念してもらいましょう。